2015年05月03日

仕事においての私の考え方2 雑な考え方をしない

仕事においての私の考え方1 観点を広く持つのつづきです。

よく大きなカテゴリやリージョンでひとまとめにものごとを判断する人がいます。
例えば
「カリフォルニアワインはハズレがない」だとか「チリワインは安くて飲みやすい」だとか・・・
確かに多少の傾向はあるとは思いますが、そうでないものも意外と多いのです。その方が今までに飲んだ経験の中ではもしかしたら全てそうだったのかもしれません。だからそういうことを確信を持って言うのかもしれません。
しかし、経験や知識が増えればそういった偏った判断は減ると思うのです。そしてそういう固定観念はものごとの判断を鈍らせかねません。
例えば
担々麺を一度しか食べたことがない人はその担々麺の味が担々麺の全てだと思うかもしれません。
しかし3回担々麺を食べた人が3回とも辛かった場合にはその人は「担々麺というものは辛いもの」と認識を持つかもしれません。
さらには10回担々麺を食べたことがある人が、そのうちの一つだけ辛くなかったという経験をしていれば「担々麺は必ずしも辛いものではない」という認識を持つかもしれません。
実際担々麺には辛いものも辛くないものもあり、汁があるものもないものもあります。
いろんなものを経験してこそ本当に「担々麺はこういうもの」という偏らない認識を持てるのではないかと思います。
ほかの飲食品でもそうです。甘いカクテルしか飲んだことない人は「カクテルは甘いもの」と思ってしまうかもしれませんし、冷たいビールしか飲んだことない人には「冷たくないビールなんてあり得ない」と思うかもしれません。
少ない経験や少ない知識でものごとを判断すれば、偏った認識になりかねません。

特に日本人は分類分けや系統分けが好きです。性格の血液型分類などもその一つですが、固定観念にとらわれる人が多いように私は思います。
「B型なのに几帳面」とか「A型なのに大雑把」というようなことを言う人がいますが、そういう人もいますし、いても何も不思議なことではありません。その人が勝手に決めつけているだけなのですから。
人間の性格はたった4種類で分類分けできるほどシンプルではありません。
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もちろん様々なカテゴリに傾向があるのは事実ですが、それに固執してなんでも決めつけると正しい判断はできません。どんなカテゴリにも例外はあるものですから。

Hirakawa
posted by Robusto at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の考え方 | 更新情報をチェックする

2015年04月27日

仕事においての私の考え方1 観点を広く持つ

世の中の人々はものごとをシンプルに考えようとします。
当然、理解度合いや判断のしやすさを考えるとものごとをシンプルに考えるというのはいいことなのですが、状況によっては平面的に考えていたことを立体的に考えればよりものごとへの考え方は深まっていきます。
そして観点の広さを持つということもものごとを考えるうえで非常に大切なことだと思います。
今回は観点について話させていただきます。

たとえば、ニンジンは「美味しい」と答える人もいればニンジンは「不味い」と答える人もいます。
だからニンジンは美味しいものとも不味いものとも言えません。個人の見解や好みによって違うのですから。

私はお酒を売る仕事をしていますので、主観的な判断だけでものごとを判断しないように心がけています。
なぜならもし自分が甘党なら甘いものしかうまくおすすめができなくなってしまい、甘いものが苦手な人には的確なおすすめができなくなりかねないし、自分の好みでしかカクテルや食べ物を作れなくなってしまうからです。
お客様によって甘いものが好きな人も甘いのが嫌いな人もいますし、アルコールが強いものを好む人もいればアルコールが苦手な人もいるからです。
お客様の立場になってものごとを判断できなくてはいけません。
主観的な考えももちろん持ってはいますが、客観的な視点に立ってものごとを判断することができなくてはプロとは言えないと思います。

なのである一つの飲み物をおすすめするにしても
「これは美味しいですよ。」
というおすすめはプロフェッショナルではないと思うのです。そこには「美味しい」という個人的な主観しかなく何の情報もないからです
「これは少し甘めだけど酸味があるからバランスも良くてフルーティーな味わいです。」
などとお客様が判断しやすい味わいに関する詳細をできるだけ伝えることが大事です。
それをお客様が
「私は甘いのが嫌い」とか「酸味が苦手」ということで他のものを選ぶ判断材料にすることもあるし、それがお客様の嗜好に合い、「美味しそう」と感じてもらえればお客様も安心してオーダーできると思うのです。
自分が美味しいと思うものが必ずしもすべての人に美味しいと感じてもらえるものではないのです。

自分の価値観でものごとを判断し、他人にそれを押し付けるのはよきサービスマンとは言えないと私は思います。
特に
美味しい⇔不味い
好き⇔嫌い
などというのはかなり主観的な表現なので、個人的な好みなどを聞かれた場合は別ですがプロがおすすめをする際にはあまり使わないほうがいいワードだと思います。
スクリーンショット 2015-05-05 15.00.41.png

そしてもう一つ
二極的な考え方をしないということです。これも観点の持ち方の問題なんですが先ほどまでは個人の視点の違いということでしたが、同一人物でも状況などによっては評価や感じ方が変わるということです。

たとえばAというワインとBというワインがあったとしましょう。
魚料理を食べている時にときこの二つを飲み比べたらAというワインのほうがおいしく感じたとしましょう。
しかし、肉料理と一緒だったらBのほうがおいしく感じられたとします。
この場合には美味しい⇔不味いという二極的で平面的な判断では両者を比較することは難しく立体的に判断していかなくてはなりません。
ほかにも食前や食後だったり気温やシチュエーションなどによっても味わいの感じ方は変わります。
暑い夏のビーチではホットカクテルよりトロピカルカクテルのほうがおいしいと感じる人が多いでしょうが、冬の寒い日には逆にトロピカルカクテルよりホットカクテルのほうがいいと思う人が多いと思います。

多くの人はものごとをシンプルに考えたがります。細かい説明をされても面倒くさいと思う人も多いとは思います。だから簡単に「なんか美味しいもの頂戴」って言う人がいるのも仕方ないのかもしれませんが、できるかぎりお客様の好みに合わせたものを提供して喜んでもらうためには、お客様の好みや嗜好を聞いてそれに合わせたおすすめをしていかなければなりません。
どんなプロフェッショナルでも顔や容姿を見ただけでは好みのものを的確に当てることなどできません。超能力者なら話は別なんでしょうが・・・

Hirakawa
posted by Robusto at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の考え方 | 更新情報をチェックする

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