2015年04月23日

日本と海外の違い3(日本人が勘違いしてる外来語1)

今回は多くの日本人が間違ったもしくは誤解して認識しているであろうと思う言葉(日本語英語)をいくつかあげさせていただけます。

@セレブリティ(celebrity)
日本では金持ちや高級なものを指す言葉のように使われてます。
日本ではただのお金持ちを指して「あの人はセレブだ」とか、リゾート地に旅行に行って「セレブな生活」などというようなことを言う人もいます。
しかし本来の意味は違います。英語のcelebrityの意味は著名人、有名人などをさす言葉でお金の有無や生活環境の豪華さを意味する言葉ではありません。そういう意味でいえば生前に一枚しか絵が売れたことのないゴッホは日本ではセレブではないかもしれませんが、本来の意味でいけば彼はcelebrityに当てはまります。
現代社会では著名人や有名人になればお金持ちになる可能性は高いのでどちらにも当てはまる人もいますが、ただのお金持ちは本来celebrityではありません。

Aテンション(tension)
本来の英語の意味では「張りつめる」などという意味です。
日本人の多くは「テンションが高い」とか「テンションを上げる」というと「元気を出す」「気分を盛り上げる」というようなポジティブな意味で使う人もいますが、英語では「緊張」とか「緊迫」とか比較的ネガティブな意味で使われることが多い言葉です。
文法や使い方によって意味がかわることもありますが、「日本と中国のテンションが上がっている」という場合は英語的にテンションを解釈すればだいたい「日本と中国が緊迫関係にある」ということで「日本と中国がノリノリになっている」というような意味ではありません。この場合は間違ってはいますがある意味ポジティブでおもしろいなと個人的には思いますが。
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「日本、中国仲良しヤッホ〜!!」テンションア〜ップ!!ではありません・・・


Bタレント(talent)
日本では主に芸能人をさす言葉と思われることが多いですが、これも英語で使う時は意味が違います。
才能とか素質、手腕という意味合いで使われます。職業をさす言葉でもありませんし、メディアに出ているかどうかも全く関係のない言葉なので、意味も使い方も全く違います。

Cハーフ(half)
日本ではこの一言で混血という意味で通ったりもしますが、英語で話す場合「Mix」と言うのが一般的で比率的な話で「I’m half Japanese and half American.」などと使うことはありますが「I'm Half」だけでは基本的に通じません。相手に「あなたは半分???」と疑問を持たれるだけでしょう。
クォーター(Quarter)も同じですね。あくまでも比率をさすことばです。日本語でも「私は4分の1です。」と言われてもチンプンカンプンですが「私は4分の1ロシア人の血が入ってます。」なら通じますよね。
完全な間違いとは言いませんが日本と同じ使い方ではほとんど意味が通じません。

じつはこんなのはまだまだたくさんあります。
posted by Robusto at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本にある言葉の間違い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月10日

日本と海外の違い2(日本人が勘違いしてる食品用語1)

前回は主にバー用語の違いを書きましたが今回は食品名に関して書かせていただきたいと思います。

@ウィンナーソーセージ
日本人がこんな世界で通じない言葉を使うのはJAS(一般社団法人日本農林規格協会)が定めた規格によります。
内容は下記の通りです
ウインナーソーセージ     太さ20mm未満      羊腸のケーシング
フランクフルトソーセージ   太さ20mm以上36mm未満 豚腸のケーシング
ボロニアソーセージ      太さ36mm以上      牛腸のケーシング
という規格があるんですが・・・これはそもそも日本で勝手につけられたもので世界基準ではないのです。
ウィンナー(ウィーン風)と呼んでいるが現地オーストリアのウィーンにはそんな名物はないのです。もちろん羊のケーシングでソーセージを作っていたりするところもあるのかもしれませんが、ウィーン風と呼ぶ割には決してその土地でポピュラーなスタイルではないので伝わらないのです。
だから世界の人たちに「ウィンナーソーセージ」と言ってもピンと来ないのです。
ひどい場合は「ウィンナー」とだけ呼ぶ日本人もいるので、全く何も伝わらないのです。「ウィーン風」とだけ言われてもそれが何のことなのだかわかるわけもありません。

Aロースハム
日本にはロースハムという言葉がありますが、これってそもそもおかしな話なんです。
ハムというのは豚肉のもものことで部位の名称なのです。だから部位と部位を二つ続けて表現するというのはおかしな言葉なんです。日本にこんな変わった名称の商品があるということを知らない人からすれば「ハムなの?ロースなの?」って感じです。
ハムという言葉が加工方法か何かを意味すると思ってしまっている人が多いのでしょう、生ハムというのもおかしな表現なんです。だって加熱してようがしてなかろうがハムはハムなんですから・・・そしてボンレスハムも間違ってはいないけど、骨が無いってどちらかと言えばポピュラースタイルですよね。骨が付いているほうがどちかといえば珍しいと思うのでわざわざつける必要はないのではないかと思うのです。

Bハンバーグ
これは和製英語です。日本人がさすハンバーグとはハンブルガーステーキ[Hamburger Steak]と呼ばれハンブルグ風ステーキということなんです。だから単にハンバーグ(ハンブルグ)というと地名を指すことになってしまいます。ハンバーガーといえばハンブルガーステーキがバンズに挟まれた状態のことをさす言葉として分けられてますがこれは同じくハンバーガーで海外でもちゃんと通じます。

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posted by Robusto at 23:21| Comment(1) | TrackBack(0) | 日本にある言葉の間違い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月08日

日本と海外の違い1(日本人が勘違いしてるバー用語1)

現代の日本では様々な横文字が横行しております。
しかし、日本国内では通じても海外では通じない言葉というものがたくさんあります。
今回はそれらのものをいくつかここで紹介させていただきたいと思います。
@チェイサー
日本人の思っている[Chaser]という言葉そのものは間違いではありません。しかし、海外でこれをバーテンダーに伝えてもなかなか通じません。通じることもありますが、一般的に海外ではお水が欲しい人は[Still water]もしくは[Tap water]とスタッフにお願いします。
そもそも「チェイサー」とはアルコールの強いものを飲む際に口直し用として用意する飲料のことを広い意味で指しており、たとえばウイスキーのチェイサーにビールを飲む人もいれば、トニックウォーターやジンジャーエールなどの水以外のノンアルコール飲料をチェイサーにする人もいるのです。
だから、もしサービスマンに「チェイサーをください」と言っても「何にしますか?」と返されて結局そのものをさらに言わなくてはいけないという二度手間になるので、直接欲しいものを「●●をください」と言うことになるのです。お水でもソーダウォーターでもトニックウォーターでもどのような飲み方か用途かなんてお店側には関係ないので、チェイサーとして飲もうがそれを何かに入れて飲もうが自由です。だから用途である「チェイサー」ということをわざわざお店の人に言わなくても、欲しいものそのものをズバリ伝えればそれでいいのです。日本のように「チェイサー」と言われたら無料で出せるお水をだすという習慣は基本的には海外にはありません。
ちなみにもし海外のバーで無料のお水が欲しい場合は[Tap water]と言ったほうがいいです。ただの[Water]や[Still water]だと有料のボトル入りウォーターが出てくる可能性もあります。それと氷が必要な場合もちゃんと一緒に言ったほうがいいです。必ずしもお水に氷が入っているとは限りませんし、場合によってはぬるい水が出てくることもあります。
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Aトーション(リトー)
これは他のものでよくあるのですが、[Torchon]はフランス語です。英語圏で働くならそれは通じません。そしてフランス語圏でも日本語発音ではほぼ通じないと思います。
そしてトーションというのは日本人がイメージするワインサービス用のお客様に使うものだけではなく、グラス拭き用などの布のことも指す場合がありますので、言葉が違ううえに営業の中のオペレーションでは使いにくい言葉でもあります。
英語ではサーヴィスナプキン[Service napkin]と呼びます。そしてグラス拭き用の場合は[Glass towel]と呼ぶことが一般的で、テーブル拭きなどに使う濡れ布巾は[Wet towel]と呼びます。日本の飲食店でよく使う「ダスター」[duster]という言葉は間違いではないようですが、今まで一度も通じたことがありません。
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飲食店というチームで働く場所においてコミュニケーションというものは非常に大事です。「郷に入れば郷に従え」という言葉があるようにその場所で一般的な言葉をできるかぎり覚えて使うということは非常に大事なことだと思います。

Bハイボール
これも本来はチェイサーと同じように飲み方のことを指す言葉であり本来は固有の飲み物の名前ではありません。ウィスキーを何かで割ること(ソーダウォーターに限らない)であって、日本人が思っている「ハイボール」はほぼ[Whisky with soda water]のことであり。世界中の人々がもしそれをオーダーしたいならシンプルにそのようにオーダーします。
まぁ、そもそも海外ではウィスキーのオーダーで何かで割るというのはそこまで多くないです。ストレートかロックなどがほとんどで[Jack daniel's with coke]などもよくあるオーダーですが、何かで割る場合でも直接銘柄と割るものを言う場合が多いです。
ハイボール=ウイスキーのソーダ割りという認識は日本以外ではほぼ通じません。日本を知っているバーテンダーならわかってくれるとは思いますが・・・
ウイスキーの水割り(ほぼ日本人しかこんな飲み方しませんが)もウイスキーのジンジャーエール割りもすべてが広い意味でハイボールなのです。
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posted by Robusto at 07:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本にある言葉の間違い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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