2015年04月10日

日本と海外の違い2(日本人が勘違いしてる食品用語1)

前回は主にバー用語の違いを書きましたが今回は食品名に関して書かせていただきたいと思います。

①ウィンナーソーセージ
日本人がこんな世界で通じない言葉を使うのはJAS(一般社団法人日本農林規格協会)が定めた規格によります。
内容は下記の通りです
ウインナーソーセージ     太さ20mm未満      羊腸のケーシング
フランクフルトソーセージ   太さ20mm以上36mm未満 豚腸のケーシング
ボロニアソーセージ      太さ36mm以上      牛腸のケーシング
という規格があるんですが・・・これはそもそも日本で勝手につけられたもので世界基準ではないのです。
ウィンナー(ウィーン風)と呼んでいるが現地オーストリアのウィーンにはそんな名物はないのです。もちろん羊のケーシングでソーセージを作っていたりするところもあるのかもしれませんが、ウィーン風と呼ぶ割には決してその土地でポピュラーなスタイルではないので伝わらないのです。
だから世界の人たちに「ウィンナーソーセージ」と言ってもピンと来ないのです。
ひどい場合は「ウィンナー」とだけ呼ぶ日本人もいるので、全く何も伝わらないのです。「ウィーン風」とだけ言われてもそれが何のことなのだかわかるわけもありません。

②ロースハム
日本にはロースハムという言葉がありますが、これってそもそもおかしな話なんです。
ハムというのは豚肉のもものことで部位の名称なのです。だから部位と部位を二つ続けて表現するというのはおかしな言葉なんです。日本にこんな変わった名称の商品があるということを知らない人からすれば「ハムなの?ロースなの?」って感じです。
ハムという言葉が加工方法か何かを意味すると思ってしまっている人が多いのでしょう、生ハムというのもおかしな表現なんです。だって加熱してようがしてなかろうがハムはハムなんですから・・・そしてボンレスハムも間違ってはいないけど、骨が無いってどちらかと言えばポピュラースタイルですよね。骨が付いているほうがどちかといえば珍しいと思うのでわざわざつける必要はないのではないかと思うのです。

③ハンバーグ
これは和製英語です。日本人がさすハンバーグとはハンブルガーステーキ[Hamburger Steak]と呼ばれハンブルグ風ステーキということなんです。だから単にハンバーグ(ハンブルグ)というと地名を指すことになってしまいます。ハンバーガーといえばハンブルガーステーキがバンズに挟まれた状態のことをさす言葉として分けられてますがこれは同じくハンバーガーで海外でもちゃんと通じます。

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posted by Robusto at 23:21| Comment(1) | TrackBack(0) | 日本にある言葉の間違い | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
呂武さん。同じ飲食を営む者として、学ばせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 劉備 at 2015年04月10日 23:54
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